IKEUCHI ORGANIC

IKEUCHI ORGANIC株式会社 (イケウチ・オーガニック)

IKEUCHI ORGANIC株式会社は、愛媛県今治市に本社を構えるタオルメーカーです。環境に配慮したタオルづくりを追求し、「風で織るタオル」というブランド名で知られています。グリーン電力の活用、オーガニックコットンの使用、高度な排水処理設備の導入など、サステナブルな取り組みを積極的に行っています。

歴史

元々はOEM生産を主力とするタオルメーカーでしたが、2003年に主要取引先の倒産により民事再生法の適用を申請しました。その後、自社ブランドを確立し、環境に配慮したタオル製造へと大きく舵を切りました。その結果、2007年には民事再生手続きを完了させています。

自社ブランドタオル「IKT」は、2002年にアメリカの織物品評会で最優秀賞を受賞。当時の小泉純一郎首相が工場を視察し、施政方針演説で紹介されるなど、大きな話題となりました。

特徴

環境への取り組み

2002年からグリーン電力認証制度を活用し、社内の電力を100%風力発電で賄っています。また、オーガニックコットンの使用や、地元タオルメーカーとの共同での排水処理設備の導入など、環境負荷の低減に努めています。これらの取り組みが評価され、数々の賞を受賞しています。

ものづくりへのこだわり

単に環境に優しいだけでなく、タオルの品質にも徹底的にこだわっています。長年培ってきた技術とノウハウを生かし、肌触りが良く、耐久性にも優れたタオルを製造しています。トレーサビリティシステムの導入により、綿花の栽培から製品の完成まで、全ての工程を追跡可能にしています。

事業所

今治本社･工場: 愛媛県今治市延喜甲762番地
東京事務所: 東京都港区南青山6-2-13-2F

直営店舗

TOKYO STORE: 東京都港区南青山6-2-13 2F
KYOTO STORE: 京都府京都市中京区富小路通三条上る福長町101番地 SACRA ANNEX 1F

沿革

1953年: 池内タオル工場として創業
1969年: 池内タオル株式会社設立
2002年: グリーン電力導入、使用電力100%を風力発電に
2003年: 民事再生法の適用申請
2007年: 民事再生手続き終了
2014年: IKEUCHI ORGANIC株式会社に社名変更

テレビ番組

日経スペシャル カンブリア宮殿 (2011年12月8日、テレビ東京)

参考文献

『日経ビジネス』（2010年5月3日、日経BP社）
『「つらぬく」経営』（著者:池内計司）（2008年11月28日、エクスナレッジ）

関連項目

今治タオル工業組合

外部リンク

今治タオルのイケウチオーガニック
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IKEUCHI ORGANIC - Instagram
IKEUCHI ORGANIC - 公式サイト

IKEUCHI ORGANICは、環境への配慮と高品質なタオル作りを通して、持続可能な社会の実現に貢献しています。

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